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群青劇
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作詞 oreneko |
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この世に絶対はないとあなたの言葉で知った
だからこそ綺麗なものが見たくなるのかな
あなたのヒロインは私じゃないこともわかる
それでも演じることは止められない
悲しいほど青に澄んだまま
観客席を見渡す
苦しいこの胸に咲いた薔薇
どうか光を差して
虚しいこの雨が止んだあと
あなたはどこにもいない
一人きりの傘の中で
熱は奪われていく
僕にとっては価値の無い指輪を大事そうに
しまい込む君はなんて幸福な人
明日も明後日も何食わぬ顔で日々を過ごし
食卓に並べられた 嘘だけ貪る
飛び交う罵声に背を向けて
この場所から逃げ出したい
2人のどちらが悪だとか
他人には決められない
それでも緞帳は上がり
公衆に晒される
上座と下座のこの距離が
僕らを表してる
台本のない2人の未来 匙を投げる脚本家
気の利いた台詞も出てこない
それでも続けるのは何故
悲しいほど青に澄んだまま
観客席を見渡す
苦しいこの胸に咲いた薔薇
どうか光を差して
虚しいこの雨が止んだあと
あなたはどこにもいない
曖昧な関係はいらない
最後はあなたの手で
どうかとどめを刺して
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