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外れくじ
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| 作詞 oreneko |
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気まぐれで買った紙切れに
一体何を期待してるの
出来損ないの俺はきっと
こいつと同じようなもんだろう
どんなドアを開けてみたって
理想の人はそこにはいないよ
ねぇ外には危険がいっぱいだよ
わざわざ傷付きに
いかなくていいよ
そうして 受け入れて
有耶無耶にして 誤魔化して
自分のことダメにしてくれる
人が欲しくて生きてんの？
無償の愛って言葉になんか
敏感に反応しちゃうよ
胎児の頃 死んだエヴァン
そんな人生なら良かったなんて
今じゃゴミと化した外れくじも
最初は誰かに期待されてた
ところがある日 突き落とされた
結果が残せなきゃ意味なんて無い
さあ その耳を塞いでしまう前に
もう一度はっきり言ってやる
『ねぇ外には危険がいっぱいだよ
お前のメンタルじゃ
やってけねぇよ』
そして 時は流れて
幸せな最後を迎えました。
なんて都合のいいテロップで
適当に誤魔化してくれればいい
もうこれ以上前を向けない
何も見えない 見えない
見えない
一人ぼっちの
空想の世界で
羽のない鳥になってみる
エラのない魚になってみる
いつだって想像で傷ついて
そうして何度も繰り返して
あの日に刺さったトゲが今も
抜けないでずっといるんだけど
きっと俺はこの痛みに
生かされてるの
そういうもんでしょう
そうして 受け入れて
有耶無耶にして 誤魔化して
自分のことダメにしないよう
ずっと踏ん張ってきたんだからさ
アスファルトを 押し退けて
深く根を張る雑草のように
息を吸って そして吐いて
深く深く深く 吸って吐いて
なんだかんだ生きてやろう
そういうのもありだろう
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