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さよなら
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作詞 妃琉 |
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知ってたよ、分かってたよ
いくら手を伸ばしたって彼方達に届かない事も
報われないことも、全て分かってた
それでも彼方達に憧れた
生き方に、優しさに、彼方達の全てに
一緒に居たいと思った
一緒に笑って居たいと思った
少しでも近づきたかった
悪戯なその笑いも
太陽のみたいなその笑顔も
優しいその微笑みも
不器用なその小さな微笑も
ずっと感じて居たかった
傍で感じて居たかった
あぁ、終わりってこんなにも呆気無い物なんだ
あぁ、別れってこんなにも儚くて、寂しい物なんだ
沢山の『ありがとう』と『ごめんなさい』は言い切れないから
全てを詰め込んだこの言葉、最後に彼方達に贈るよ
『さようなら』
いつも素っ気無くて、叱られてばかり、でも私のこと、ちゃんと見ていてくれて
一人で悩んでいるとき話聞いてくれた、助けてくれた
厳しいけど励ましてくれたよね ごめんね、ありがと
いつも心配してくれて、いつも優しい笑顔を向けてくれた
困ったように笑って、私の愚痴を嫌な顔一つせず聞いてくれた
叱られている時、よく庇ってくれたよね ごめんね、ありがと
いつもその明るい笑顔に励まされた
よく一緒に怒られたよね、何回も、何回も
年が近いから本当の友達みたいにすぐ仲良くなったよね ごめんね、ありがと
いつもからかわれたり、子供扱いされたりでも、本当は凄く優しくて
お兄ちゃんみたいで、綺麗な目をした人だった
よく頭を撫でられて、嫌がってる振りしてたけど本当は凄く安心した ごめんね、ありがと
思い出したらきりが無いよ、思い出沢山ありすぎるよ
忘れたくても忘れられないよ
ごめんね、いつも心配かけて、迷惑かけて、ごめんね
ごめんね、なんもできなくて、言葉しか掛けてあげられなくて
もう届かないけど、ありがとう
大切なこといっぱい教えてもらったよ、すっごく楽しかったよ
強くなれたよ、信じることができたよ、ありがとう
もう届かないけど、本当にありがとう
ありがとう、さようなら・・・・・・・
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