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やさしさ
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作詞 妃琉 |
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身寄りのない私を拾ってくれて
私に笑顔を向けてくれて
慣れない優しさがくすぐったくて
嬉しくて、でもそれと同時に痛くて怖かった
皆の笑顔が私の前で凍りついたら
私は何の為に生きて行けばいいの?
そんな不安でいつもいっぱいで
でもそれを隠して笑って
そのたびに罪悪感が胸をよぎる
一人で抱え込んで、でも幼い私には全てが重すぎて
一人倒れそうになっていた
でも彼方が抱きしめてくれて
『お前は愛される為に生まれてきた子だよ』
そう言ってくれて、嬉しくて涙が溢れてきた
ずっと言って欲しかった言葉を彼方が言ってくれて
はじめて彼方のことを『お父さん』と呼んだ
いっぱい泣いた
人前で泣いたのはこれが初めてかもしれない
でも今はそんなの関係ない
泣いてしまいたかった
此処からまた始められる気がした
また此処から・・・・・
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