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作詞 くろやな宅急便
我侭ばっかでいつも私と衝突してばっかだった
貴方の残してったものは
空虚という生温かいやさしい残酷な甘味



消えてった後の知り合いとの何気ない会話の中に
貴方の痕跡を見つける度
私の目の前が寒色の色に包まれる。
忘れてしまいそうになるのに 忘れられそうなのに


永遠なんてないから
いつか貴方のいた証なんて いつか消えていくのだろうけど
貴方が消えたこの世に
私が未だふてぶてしく居座り続ける限り 
この根は生き続けるのでしょう



なんて皮肉なことなのでしょう
貴方はもういないのになんで私だけ 
貴方の私の記憶は貴方と共に消滅したのに なぜ
残された私達が背負わなければならないの?
この感情を造りだしたのは貴方のせいなのに


いらないよこんなの。
逝く人々が残すものは大切にしなきゃならないって
言った人がいたみたいだけど
そんなもの こんなもの
私はいらない


今、ココロが
壊れそうになる 崩れそうになる
貴方がいたことでギリギリをやっと保っていられた柱が
音を立てどんどん消えていって
いま倒壊寸前



貴方が今生きていたら・・・
そう何かが起こるたび考えてしまうのは
私が弱いからなのでしょうか
いつまでも一緒にいようねと
幼子のような約束も
いまこのときに思い出してしまうのは


いいえ、これは貴方のせい
だから幼子のような約束を破ってくれた
そんな嘘つきな貴方への仕返しに
この小さな空虚と貴方への小さな憎しみをもって
私は今日も生き続ける

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル
公開日 2009/03/31
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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