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僕のユートピア
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作詞 Little By Little |
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コバルトブルーの澄んだ海の
寄せる波が砂浜に描く一本線を
雲の上からそっと見下ろして
どこまでも続く線を眼でたどる
そのうちにかえしてまた寄せる波がやってきては
たどっていた線をさらっていって
砂浜に新しい一本線を生み出す
波の音がどこからか聞こえるハープの音色と重なり
優しい睡魔が僕を包む
雲の下から僕を呼ぶ声
もういかなくちゃ 元の世界に戻らなくちゃ
雲の端っこに立って雲の上から下へと飛び降りた
あんなに目の前に広がっていた世界が
ほんの少ししか見えなくなった
冷たい水が足にかかる
雲の上では味わえなかった感覚だ
頭の上で海鳥が鳴く
なぜか全てが心地よく感じた
空を仰げば乗っていた雲が見える
あんなに遠かった海が今では近くにあって
あんなに近くにあった雲が今では遠くて
僕のユートピアはそれよりももっと遠いのだろう
捜し求める術は歩くこと ひたすら前を見て
らくしてばかりじゃ待ってるのはさびれたユートピア
僕の求めるユートピアは光り輝くものだから
雲の下でいいや
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