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「命」
作詞 兎と太陽と優しさと
気が付くと、私はビルの屋上に立っていた

すべてのモノが小さく見えて

このまま飛べるような気がしていた

私は両手を広げて見えない翼を広げた

飛んだ私は飛んだ

だけど私の見えない翼は折れていた

私の心と同じように傷ついていた

そのまま私は落ちた真っ逆さまに落ちた


気が付くとそこに居たのはママだ

それも若い頃のママだ

その隣で笑っているのはパパだ

それも若い頃のパパだ

幸せそうに

抱いている赤ちゃん

私の名前を呼んで

抱いている赤ちゃん


気が付くと私は部屋のベットで眠っていた

すべてのコトが小さく見えて

そのまま夢のような気がしていた

私は戸棚を広げていつかのアルバム広げた

泣いた私は泣いた

そうよ私が生まれた時に喜んでくれていた

私の瞳はびしょびしょに濡れていた

そのまま涙は落ちた写真の上に落ちた


気が付くとそこに居たのはママだ

いつもの優しいママだ

後ろには驚いた顔をしたパパが

いつもの優しいパパだ

思い出している

抱いている赤ちゃん

私の名前を呼んで

抱いている赤ちゃん


私は強く思った

生きたいと思った

いつか私も

抱きしめたい赤ちゃん

そう思いながら私は眠った


気が付くとそこに居たのはママだ

それも若い頃のママだ

その隣で笑っているのはパパだ

それも若い頃のパパだ

幸せそうに

抱いている赤ちゃん

私の名前を呼んで

抱いている赤ちゃん

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歌詞タイトル 「命」
公開日 2007/02/11
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 社会問題
コメント 命に対する私の見方を書いてみました…
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