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空の蒼、海の藍
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作詞 サブマリン |
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すべて無くしたって嘆いていたけど
こんなにも大切なものが ここにあるじゃない
形にならないものだからって 見過ごさないで
そんなに自分を追い詰めないで
立ち止まった場所 それさえも暗闇だから分からなくて
隣も前も後ろも まるで違った世界で動いていて
だけど 一度は全てを断ち切ろうとしたその手で
もう一度 強く揺れ動く心をつかんで離さないでほしい
立ち向かうべきは いつも脆くて崩れそうな自分
くだらない言い訳を散りばめた詩を今 地平線の向こうへ
視線をそらすもう一人の自分を 鋭く見つめて
心を無くしたって零していたけど
こんなにも不安や希望が ここにあるじゃない
形にならないものだから 見失わないで
こんなに自分の近くにあるのに
目を背けてみても 目の前のものは消えてくれないから
分かってはいるさ だけどそれがまだ出来なくて
だけど 何度も繰り返して 虚しくて寂しくて逃げ出したくなっても
もう一度 弱くて脆い心を掬って離さないでほしい
深い海の果て 漂う舵を失ったMyself
水圧も泡となった夢も連れて浮上する 海水面の向こうへ
揺らめく光を目指して あの時と同じ旅立ちを
いつも 空の蒼さに憧れて 海の藍(あお)さに知らないうちに惹かれて
繰り返し そのたび泣き笑い 別れ出会い 生きてゆくのだろう
だから あの時全てを断ち切ろうとしたその手で
もう一度 強く揺れ動く心をつかんで離さないでほしい
立ち向かうべきは いつも脆くて崩れそうな自分
付き纏う煩悩を散りばめた詩を今 黄昏色の空 彼方へ
視線をそらすもう一人の自分を 優しく見つめて
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