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畏怖 〜if〜
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作詞 メリー |
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頭の中じゃ分かってるはずなのです
何もかも悟っているのです
「もし君と会えたなら それは別れの予兆」
「もし君を愛したなら それは傷つく予兆」
その辺を承知していれば
僕は 人とは一線を画す ヒーロー
そう思いこんでいたのに
その辺の教訓は 残念ながら実践では活かされませんでした
「僕は人知れず愛をうたってるだけの つまらないやつじゃない」
口先だけでした まんまでした
決して揺らぐことない 山の如し
ピュアな 僕でした
あなたに評されるまでは
あぁ 思えば
「もし君に会えなかったら?」
この時点で 僕という人間は たかが知れていたのに
僕はピエロです
常人の足元にも及ばない 虫ケラです
もし君が僕を殺すとしても
真っ向から嫌ってやる 自信が無い
例えば瞬時に
「君に殺されるなら本望」とか 言い訳を作り上げてしまったりして
あぁ 僕は愚か者です
生きててごめんなさい
「もし それでも愛してくれますか」
yesでも noでもなく
君が黙ったときが 一番怖いから
口に出せないのです
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