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ダーリンズ
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作詞 メリー |
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「男ってのは浮気せずにはいられない いきもの」
そんな主婦層ターゲットの くだらない番組が昼間やってたせいで
僕はいま それを 鵜呑みにした妻のまえに正座してるんです
ちくしょーテレビ局コノヤロー。
そりゃあ まぁ 真剣に答えてみせるけど
頭ん中じゃ「何言ってんだ 僕は君以外愛せるほど 器用じゃないって」
…そう思えたのかなぁ 君と出会う まえの僕だったら
必死にいいわけ探しても 結局
「この気持ちは限りなく愛情に近い」 って結論に至るんだ
いつだって君は 僕の心の
敏感なとこを やたら的確に 突いてくるんだ
いつまでも君の生く先が 健やかであれ
…ただ来るべき 親離れを思うと 若干へこみます
今朝もそうで
「あたしとママどっちが好き?」なんて
一片の邪気もない目で 言い出すんだ
つくづく子供ってのは残酷なもんで
一秒もためらわず答えた僕も僕だけど
きっとその質問のせいで 君のママは
日曜だっていうのに 口をきいてくれないんですよー。
でもね
もしも二人が 崖にぶら下がっていて
一人分の命と引き換えに 他は助けられるって状況なら
僕はなんとしても 神様と交渉して
二人を引きあげた上で 崖にダイブですよ
そう
僕のおかげってわけじゃないけど
戦争のない このくにに
君が生きてるってことが なぜかやたら 誇らしいよ
いつか僕の他にも 君を愛する人があらわれるから
その時は負けないくらい 愛し返してやりなさい
ただそいつが君を泣かしたとき
僕はそいつを殴り殺すかもわからん
まぁ その時までまだ少し 時間があるから
せいぜい三人で もちろんあまり急がずに
楽しく暮らしていきましょう
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