|
|
|
to grandmother 祖母へ
|
作詞 メリー |
|
祖母よ 我が祖母よ
自らをあらんかぎりの財力で飾り立て
美しき奥様を演出してる
祖母よ 我が祖母よ
諸事情で遅くなった帰り道
家の前に 二、三の人影
嫌な予感がして近づくと
案の定 あなたが 僕の友達と立ち話してました
…祖母よ 我が祖母よ
共通の話題なんて 無かったろうに
この寒空の下 せめて家の中へ入れてあげてください
森本君 唇真っ青
田中君に至っては 次の日 風邪で休んだって知ってますか
どれだけ私が 申し訳無い思いをしたか そして どれだけあなたに怒りを抱いたか
ただ その日を境に あなたは学校で伝説となりました
人が困ってるとこを 見るのが大好きで
近所で誰か 死んだりしたもんならお祭り騒ぎ …それが例え 親類でも
あなたのその反応は 人間のものじゃないと つくづく思ってた
祖母よ ああ 我が祖母よ
ある日 学校から帰ってきた私を
ドアの隙間から覗いてる 丸めた新聞紙片手に
「あぁ びっくりした 泥棒かと思った」
祖母よ 我が祖母よ
その装備で どうやって 泥棒を撃退するつもりだったのですか
何をどうしたら泥棒とゴキブリを間違えられるのですか
祖母よ ああ 我が祖母よ
孫に好かれたいがための 全ての言動は逆効果
世界は自分中心で 咎められると被害者ぶり
そのストレスは 常に母にぶつけられる
お世辞にも 愛する家族だとは言えない
いつか 友にあなたの事を「早く死んで欲しい」と話したりもした
ただ きっと長生きするんだろうなぁ こういう人は
いつまでも 他人に 迷惑をかけつづけてさ
|
|
|