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ライター
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作詞 メリー |
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最近はずっと 思い出さないでいたのに
今になって愛しくて 泣いてしまいそうになる
君がいつか
誕生日にくれたライター
いつのまにか 失くしてしまっていた
この 小さな火の温かさも
そして …君も
あぁ そうだ 思い出せば
結局僕の 何もかも
君でしかなかったんだ
僕は あらゆることの結末に
君の笑顔があれば それでよかった
少年時代 悪い仲間に混じって
無理して 煙草を吸いはじめた
―…あなたが先に死ぬと悲しいから―
ぽつりと君が言って
思った
あぁ 僕は
この人と1日でも永く 永く
穏やかに暮らしていきたい
死の種を植えつけるのは
好い加減 止めにして
あぁ 君が
あの時残したものが 今も
僕をこんなに優しくさせてるよ
君がいつか
誕生日にくれたライター
―それでもあなたが煙草吸うところ
ちょっとだけ好きだから―
あのとき 君がそう言った瞬間
きっと僕の何もかもが 君で
そしてきっと君は 笑った
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