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かさぶた
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作詞 メリー |
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あぁ また 君の心にかさぶた
何かに傷つけられた 過去のしるし
あぁ まだ その傷はなおってないのに
また無理して剥がそうとするから ほら
はっとして 隠すように
傷口おさえても だめだよ
手に血が滲んでる
いつだって君は 一生懸命なのに
そこにつけこんだ何かに 絶えず後ろ髪をつかまれてる
そうだろ?
誰かを愛したいとき
そいつが いつも ぐいと引っ張って
君の邪魔をする 君を泣かせてる
ちがうかい?
たまには ちょっと
その重いとびら あけて
僕と外を 歩いてみようよ
それで 何か
大事なものが 変わってしまっても
君が幸せというなら
僕はいつでも
君を愛してる
突っつかれて 転ばされて
泣きながら歩きつづける 君が
いつかおとした涙が 今も
僕のかさぶたを浸していて
ふやけて やぶけて
また少し 大きな傷になるんだ
あぁ とてもいたいよ
君も いたかったんだろう
泣きつかれて 眠る君の
傷口を そっとなぞってみた
無骨で ごつごつして 悲しくて
それでも優しく 指を伝い…
僕にとどく 君の温度
頬を伝う 僕の涙
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