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ココロボット
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| 作詞 メリー |
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ぼくはロボット
せかいの どんな人間よりつよく
せかいの どんな人間よりかしこい
たくさんの人間に 愛されて
たくさんの人間を たすけてあげる
「ぼくはロボット
せかいの どんな人間よりつよく
せかいの どんな人間よりかしこい」
人間みたいな まぬけなミスなんかしない
ぜったい かんぺき ぱーふぇくと 無敵のロボット
なのに
そんなぼくの たったいちどの失敗
二度と もどれない かなしい かなしい 失敗
飛び散る血潮 倒れる少女 泣き叫ぶ母親 見てるぼく
「 それ 」は僕がおもうより ずっとあたたかくて
ずっとこわれやすかった
そして 人間がかわった
「ぼくはロボット
せかいの どんな人間よりつよく
せかいの どんな人間よりかしこい」
でも ぼくは 人間じゃない
ねぇたのむよ 人間
もっともっと ぼくを 愛しておくれよ
たくさんの 命を たすけるよ
みんなにいっぱい 優しくするよ
トンカチでがんがん たたいてみた
はがねのからだに ナイフをたてた
死ねない 死ねない 死ねない 死ねない
そんなぼくに パパはいった
いつもの 優しくて ちょっとだけ 悲しい目で
「パパはおまえに 心を入れ忘れてしまったんだ」
ぼくはココロをさがしにでかけた
よるの研究所を ぬけだした
あるいて あるいて どこかの海にたどりついた
パパがいうには ぼくのココロは
このひろい海の どこかにあるらしい
からだのなかに 水がはいった
いくら無敵のぼくでも これでは
いそがなくちゃ こわれちゃうよ
ぼくが ココロをみつけたら
みんなまた 愛してくれるよね
彼は心をさがしに出かけた
二度と帰ってこなかった
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