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後悔の歌
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作詞 メリー |
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…僕にとってはさ
それはとても大切なものだったから
傷つけたくなくて 触れないようにしてたのに
君は自分で自分を傷つけて
いつのまにか ひびが入ってしまってた
今思えば強く抱きしめても 壊れるはずないのに
笑っちゃうよね
どんな刃も通さない鉄も
ちょっと酸につけときゃ
あっけなく 溶けちゃうんだなぁ
うだる夏夜の残暑で
君が寝苦しくならないように
ちょっとだけ 覗かせた冷たさなんかでも
君の小さな体は 完全に冷えきってしまったよね
わかってるさ
足りないものを 補ってあげようとして
寄りそう僕が いつしか
いらないものになってたんだろう
君の周りにもう 僕の居場所は無いみたいだから
今夜 出て行くよ
今じゃ もう
保とうと躍起になってた 君との距離も
こんなに広がっちゃってさ
這い上がるのも おっくうになって
「どこまで堕ちんだろう」とか
ぼんやり考えてる
とはいえ
普通なら最も心痛めるべき 君の泣き顔も
可愛くて 仕方なく思えてしまう僕は
やっぱり ダメな彼氏だったんだろう
心の一番深いとこは
まだ君を望んでるのに
この季節特有の 新しい出会いの気配に
ただ ただ 戸惑う僕がいましたとさ
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