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この そこまで素晴らしくはなくともそんなに捨てたもんじゃない世界
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| 作詞 メリー |
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眠る前に窓から見える 僕を取りまくこの世界に
わけもなく 絶望してしまうけど
ここ以外の世界には 君はいないから
僕は目がさめた後も やはり
この世界であって欲しいと祈るんだ
たまった仕事を 片付けた
徹夜明けの朝に また会社から 呼び出されるような
いじわるな世界だけど
あの強い君も きっと生きてきた上で
これ以上に辛いことが 何度もあったんだろうと思うと
それも含めて 愛しく思えないことも無いじゃない？
そして こんなろくでなしの僕にも
毎日変わらず 缶コーヒーを手渡してくれる
売店のおばちゃんの笑顔
This is the wonderful world
どんなことがあっても いつか変わってしまっても
僕は僕だし きっと変わったとしても それは結局僕だから
やはり 変わらず 君を愛せる
それだけで充分な気がするんだよ
「必ずしも」というより 「必ずと言っていい」ほど
良いことと 悪いことが 比例してくれていない
ひねくれた世界だけど
良いことがある都度 明日に怯えなくちゃいけない
そんな変に約束された世界よりは まだ可愛気があるじゃない？
そして 「なんとなく」の勢いで死にたがる僕を
すんでのとこで 踏み止ませる
週末 君との 食事の約束
Is this the wonderful world?
きのう通りがかった公園での出来事だけど
ある子が泣いていて その子を慰めようとした別の子が また
なぜか 泣き出してしまう それだけの出来事だけど
世界を震撼させる独裁者のお話なら もう聞き飽きちゃったから
ニュースも 一日くらいはお休みにして
代わりにああいったもんでも 取り上げてくれれば良いと思うのです
ああ
実際取り上げられるのが 物騒な事件ばっかりなのは
もしかして もっと幸せなできごとが もはや珍しくもないくらい
この世にありふれているからかな？
それはそれで素晴らしいかもね
What's a wonderful world
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