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夢に生きる
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作詞 唄音 |
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ずっと 綺麗な夢を見ていた
夢と現実の 区別さえつかずに
ただひたすら 大人になりたかった
夢を見ることを子供だと思い
現実に生きることを大人だと思った
夢の意味も 現実の意味も
何にもわかっていないのに
君は 夢を追い現実に生きていた
生きることの意味を 教えてくれた
夢は 儚く 美しいモノで 叶えていくものだと
現実は 怖くて 優しくて 人と 生きていける場所だと
子供は 夢を見て 夢とともに生き 大人になるのだと
大人は 夢を追い 叶えられることを教えられるのだと
夢を産むのは子供で 夢を育てるのが大人だと
君に会ったとき 確信していた 夢を語る人を
こんなに綺麗だと思ったのは 最初で最後だろうと
輝きに満ちたその笑顔で 夢と今とを生きてきたのだと
泣きそうになるくらいの 屈託のない笑顔が愛しかった
そう 夢を叶えられずとも 追うのだと
夢は 叶えることだけが夢じゃない
夢を追い 自分が迷わぬところで 生きて
消えてゆけることが 夢とともに生きることなのだと
夢を追うことを 心で 嘲笑っていた
そんなもの 叶うはずなどないと
それでも 心の奥で 夢を追いかけたいと
諦め切れていない自分を認めたくはなかった
君と出会って 初めて 大人になりたいと思った
夢と現実の間で 生きていきたいと
夢を語れる人に なってみたいと
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