|
|
|
想いにフタ
|
作詞 唄音 |
|
胸が 軋んだ 苦しかった 押しつぶされるように
泣きながら帰った その日は 涙で 夕日が滲んでいた
改めて 思い知った 色褪せてしまうこと
思い出に 変わってしまうこと
身を切り裂くような寂しさを 永遠に忘れることはない
だけど それでも 鮮明に 記憶に残せない
どう言い訳しても 繕っても すべてのモノに 誓ったって
時は 動き褪せてしまう もう 残酷なほどに
悲しいの この想いが 悲しくて 寂しくて 哀しくて
そんな事実が もう 誰も 止めてくれない
あの人を一番に想っていたはずの私は 思い出になっていく
こんな残酷で 罪深い気持ちを持つのは 人として 最低なのか
あなたを 何からも奪われたくない あなたが一番 大切だから
卑怯で 残酷な私を どうか 許してください
あなたに自分のこの想いをさらけ出して 受け止めてもらえなかったら
すべてのことにフタをして また 元に戻ればいいと思った
あの人を裏切るような気がして 自分を守ることだけは
きっと 誰よりも上手になっていくのに
いいんだ 弱くたって 幻滅したりしない
嫌ったりなんてしない そう言う君の
人間らしさを好きになったんだから
汚いモノや弱いモノを 君は さらけ出してくれただろう
それ以上に 君は 優しいモノや温かいモノを
みんなにくれただろう
そういう君が とても 人間らしいと思った
とても 好きだと思ったんだ
勇気を出して もう フタはしない もう 止まらない
|
|
|