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めがね
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作詞 kaka' |
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朝、起きたら眼鏡が無いんだ
おかしいな確かに昨日の夜
パソコンの上に置いたのに
何処を探しても見つかる気配は無い
どうしよう裸眼のままじゃ
何をするにも不便
どうにかバイトにたどり着き
あれこれと事情を説明して
「しょうがないから今日だけよ。」と
レジうちの無いシフトになった
毎日変わることも無く
鼻の上に乗ってたあいつが
どれほど大切だったかを
無くして初めて知ることになった
今朝、探すのを諦めた
今日は一日お休みだし
新しいのでも買おうと
店で何個も手にとってみても
なかなかいいのが見つからない
結局手ぶらで帰った
部屋に何度も投げ捨てて
汚れても拭く事など稀で
壊れるたび修理に出して
毎日一緒に暮らしてきた
そんなあいつはもう居ない
二度と掛ける事ができない
あいつの代わり等居ないと
無くして初めて知ることになった
さよならも言えずに
あいつは居ない もう居ない・・・
ずっと側に居たあいつが
居なくなったことでこの眼に
移ってく毎日の景色が
モノクロな日々に変わっていく
大切だったはずなのに
ちっとも大切にはできず
眼鏡屋の前を通るたび
あいつの面影を追っている
また会いたくてそこら中
探し探してまた探して
時には何件も廻って
在庫の確認をしてもらって
どうにもならずにとうとう
新しい眼鏡を買ったけど
あいつと過ごして来た日々は
消えること無くこの胸にあるよ
いつか会えたら
ありがとうって言いたい
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