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灰
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作詞 kaka' |
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冬空に乾く足の音
外はただ晴れた蒼色の棺
決断を迫る男に
その身の危険を案じる娘
草木は育ち想いは廃る
ただ、愛しているのよ
意地や理屈など女にしたら灰の色
薄っすら燈ればいいの
落ちる滴から貴方に深く
困った顔を触れると疼く
好きも嫌いもあたいの気分
君のほら吹き 私の息吹
吸うと滴り落ちる
甘たるい蜜の味わい深いベッドの上
言葉は呼吸と同じに
二人の生命の奥底を燃やす
燃やし尽くして
ただ、愛している鼓動
嘘や移ろいは女に降る真夏の雨
揺れてぼんやりして逝くの
匂う梅雨空と貴方に会いたい
貴方に抱かれた灰色のあたい
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