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桜吹雪の中で
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作詞 心奈 |
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桜舞うこの空の下 いつも隣には君がいた
あれから季節は巡り 今年も春がやって来た
当たり前のことが 当たり前じゃなくなる不思議さ
気づけば心に ぽっかり穴があいていた
どんなにさわやかな風が吹こうとも ただこの穴を通りすぎるだけ
僕はただこの淋しい想いを 声にすらできなくて
君は今 何をしているの? どこにいるの? ねえ答えてよ
聞こえないメッセージを 春風に託して そっと立ち上がった
「来年もここで会おうよ」と約束が僕の体に 頭に焼きついている
いつまでも引きずっていたらダメだと 自分に言い聞かせてる
もう君はここにいない もう二度と会えないと知った
あれから時が過ぎて 僕も大人になった
いつも通りに振舞う苦しさ 心の穴はまだあいたまま
どんなに冷たい雨が降り続いても 何も感じられなくて
君は今 何を見ているの? 泣いているの? ねえ教えてよ
花びらが幾つも散る時 僕らの気持ちは重なる
僕は今 何をすればいいの? 君は何をして欲しいの? ねえ話してよ
静かにつぶやいたメッセージを 花びらが運ぶ
もう一人じゃない 君が僕に残したものは
今も そう きっと きらきらと輝いているから
そんな悲しい顔しないで
心にあいた穴は君のくれた大切なものが 癒してくれたんだ
桜吹雪の中で 僕は誓うよ
また会おう この空の下で
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