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戯言プラネタリウム
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作詞 愛弓歌 |
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それぞれに瞬く星が繋がる
雨上がり薫る野原を靡かせる
潤った風に頬をさっと撫でられて
包み込む世界は 同じ意味を持つかのように
研ぎ澄ます五感が
それぞれ空に伸びて
澄んだ夜景を捕らえれば
音符を乗せて五線譜になる
世界に散らばるノイズと 僕の描いたスコアが
重なって曲となった時 風景が情景となって
無秩序の光景が 一片のメロディになる
ありふれた孤高が心を叩いた
何も届かない中心から仰ぐ
鮮やかな闇に描かれた美しさの
疎外感に震え 僕はそっと右脳を手繰る
研ぎ澄ます語感が
高鳴る想いを見つけ
純な言葉を捕らえれば
想いを乗せて抒情詩になる
心を揺らすトレモロと 身体を震わすビートが
重なって鼓動となった時 感覚が感情となって
不定形の塊が 一片のフレーズになる
主観と客観の間 心に映した星空の
ひどくちっぽけなプラネタリウムは
安易でもそれは確かに世界で
そこで繋がった証を綴れば
僕は孤独では無いと 唄う 唄う
心を叩くメロディと 頭を巡るフレーズが
重なって唄となった時 痛みは宙を舞って
ありふれた孤高は 一瞬の共鳴に消える
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