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とりかぶと
作詞 るぎり
色鮮やかに咲き誇る花に そっと口づけして
思うは愛しい貴方の事ばかり
ふと空を見上げると白く降り捧ぐ結晶

障子戸の裏側から透かして見える月を背に
二つの影がそっと揺らめき
愛しあいましょう 人肌で温めて…
気持ちが高ぶる

雪景色流れゆく 静かな深夜に貴方と私の音色を響かせる
ぬくもりと愛をそっと優しく手繰り寄せて
甘い蜜を飲み干してしまいましょう
湿った枕に顔を埋め声を押し堪えて身を善がらせ
雪の様に冷たくなった唇を重ね合わせる
まるでこの世二人きり

甘く危険な香り漂い 今宵も酔いつぶれてしまいそう
吐いた息は白く貴方に溶かされて
三度目ポツリポツリと水面が揺らいだ

名知らずの花は色彩を無くし枯れたくないと願いつつ
離れ離れになりたくない私と願いはきっと同じ
いつか別れる 悲しい定めならば
優しい言葉で戸惑わせないで

雪景色流れゆく 静かな深夜に貴方と私は物語り
貴方に身を預けて捩れる身体は敏感に…
深紅に染まった紙縒りを
小指と小指に結びつけ二度と解けぬ様
変わらぬ甘い声私の全て貴方だけに届けます
もう我慢できぬ

嗚呼密かに独り泣き寝入り虚しさに埋もれて
零れ落ちてくる微かな雪が
震える指先に 涙と同じ静かに落ちる
何が悲しいのか分からないけど

雪景色流れゆく 静かな深夜に貴方と私の音色を響かせる
ぬくもりと愛をそっと優しく手繰り寄せて
甘い蜜を飲み干してしまいましょう
湿った枕に顔を埋め声を押し堪えて身を善がらせ
雪の様に冷たくなった唇を重ね合わせる
まるでこの世二人きり

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル とりかぶと
公開日 2007/11/28
ジャンル 演歌
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