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猿やうさぎ
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作詞 asaasa |
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自信をもてと
おっしゃるが
誇れるものなど
何もないのです
心の声はそう確かに
聞こえるときと
聞こえないときとが
あるのです
耳をすませたら
何を言っているかわかる
「人の心を踏みにじるな」
そこからこっそり逃げ出す
月があかるい夜は見つかるかもしれない
こわいなあ青い夜
こわいなあ人間社会
そういう諸々を経て
もう野生には戻れないのです
拠点・ルーツを
気がつけば失くしてしまっていたのです
難解なものは理解する必要はない
分からないなら分からないでいい
伝え手の責任です
伝える気がないのです
月があかるくて見つかるかもしれないから
待っていた陰で
待っていた陰に隠れて
今まさに君が割ろうとしている
自我と本能の天秤を見つめていた
手を伸ばしても
きっと間に合わないと諦めてしまったのです
なにもできない
なにも救えない
ヒトはケモノのように
またはケモノはヒトのように
肩を震わせて泣いたのです
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