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どうだったっけ
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作詞 石川秀一 |
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汚点だって言われてる過去を
修正液で消そうとして
うっかりしてたのかな
違う場所が見えなくなった
思い出そうとして「あ」から順番に辿っても
見つからないんだ 笑い声とか
君はどんな顔して喋ってたっけな
眩しすぎたから ちゃんと見えなかったのかな
空虚な部分 補うだけの ちっぽけな二人だったかな
君の家へ向かう二つめの角を
曲がったあたりにいる犬
慣れないもんなんだなって
吠えられるたび走ってたっけな
目的地までは あと少しだっていうのに
先に行けないんだ 袋小路で
僕はどこへ行こうとしてたっけな
慌てて走ったから 忘れてしまったのかな
引き返すにも迷子の心境で
心細くて竦んでいる
不意に訪れる十字路でいつも
君の足跡 頼りにしてたのに
選択肢すら無いや どこに行っても真っ白な世界
僕は今日も 生きていくのに
僕らどこへ向かって歩いていたのかな
希望へと続く道もあったのかな
それでどんな顔して笑ってったっけな
足下だけ注意して 見てなかったのかな
その場凌ぎで繕うだけの ちっぽけな二人だったかな
ひょっとして一人だったかな
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