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思いの果て
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作詞 石川秀一 |
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誰にも気づかれない様に
ひっそりと育ててきた感情が
狭い地下室の隅っこで何か囁いてる
その瞬間まであと少し
太陽の光で目がやられないように準備して
泣き笑いの序章綴っていた
ポケットの中で握りしめた思いに
身悶えしながら 呼吸するのも忘れて
今すぐにその胸に 飛び込んで行けたら
衆人環視の檻の中でさえ
過ちと知る事で 躊躇ってる思いを
突き動かす様な衝動を ほら感じている
誰にも見つからない様に
こっそりと出来る限り
渋滞に巻き込まれては
焦って裏路ばかり見てた
トランクの中に詰め込んだ事実が
騒ぎ出しそうで ルームミラー覗けない
あの人の胸に まだ残っているはずの
傷跡が浮かぶ 瞼の裏側に
過ちと知りながら 突きつけた思いが
何処かのストーリーと似た後悔に 繋がっていく
きっと何年経っても変わらないと信じてた
その全てが心の中に生き続けている限り
今すぐにその胸に 飛び込んで行きたい
衆人環視の檻を取っ払って
過ちと知る事で 躊躇ってる思いを
突き動かす様な衝動を感じながら
二人を隠すように雲が月を消して
たった一度の舞台が始まる
過ちも顧みず 一直線の思いを
静寂の中で今 確かな実感と共に
育ててきた感情を解き放って
ありふれた後悔と終章へ
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