|
|
|
海の見えない海の中
|
作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
|
クジラの胃袋を彷徨って
君は眼を見開いたまま僕を受け入れた
溶けていく身体
ネバネバな液体
僕らは こうして幸せになれるのかな?
やがて息が出来なくなる
その時は 退屈にならないように
口で 酸素を 奪いあおうよ
知らない間に死ねたらいいね
イルカの戯言を好きだって
君は手を泥まみれにして僕と歩いてた
溢れてく血液
ドロドロな両足
僕らは こうして幸せになっていくよ
そして
やがて息が出来なくなる
その時は 窮屈な夢想だらけの
街を 胃液で 溶かしてよ
怒らないで 僕らは魚じゃない
白紙のページを開いた
ここに 僕らだけの物語を描こう
『僕らは こうして幸せになったとさ』って
侵略してきた宇宙人に見せつけよう
あぁ
だんだん もう少し
5秒間の幸福を
精一杯に楽しもうよ
脳味噌が溶けてしまう前に
|
|
|