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子供部屋
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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僕らが幸せになろうとすることで
見知らぬ誰かが泣くような天秤
大きなそれらは 小さなそれらを
何食わぬ顔で 車輪の下敷きに
心と体が別のものだった頃の話
「さん、にい、いち。」
「さん、にい、いち。」
彼らには聞こえないサイレンが鳴っている
君にしか聞こえないサイレンが鳴っている
子供が描いためちゃくちゃな絵
どこかで見たような輪郭だ
それで嘘つきはやっと気付いた
それが仕組まれていたんだってこと
あの日の朝食とかコインの数も
「さん、にい、いち。」
「さん、にい、いち。」
彼らには聞こえないサイレンが鳴っている
僕にしか聞こえないサイレンが鳴っている
このトンネルはとても長いから
途中で怖くなるのは しょうがないよ
出口も入り口も見えなくなるね
ポケットの中の探し物は
遂にはもう見つけられなかったけど
ベットの君が寝息をたてて
少しだけ安心した
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