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市販の風邪薬
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作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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ほら今日が終わって始まった
人に話せるようなことは皆無
電車がめっちゃ混んでたとか
バイトをクビになったとか
そういう類 その他諸々を
笑い話にできるスキルもない
やめてくれよ あの頃の話は
大嫌いになった あれこれは
もう一生 許せないよ 俺は
君が言う キラキラしたもの
街で見かけるような流行も
ごめん 頭悪いから分からない
紙幣も楽譜も健康保険も
ただの紙にしか見えなくなった
多分 もう 綺麗な言葉並べて
歌にするのすら 馬鹿馬鹿しい
"ライフイズビューティフル"
そんな言葉じゃ何も変わらない
どうせ何も出来ないなら もう何にもしたくない
所詮これは僕の歌 何一つ出来なかった僕の歌
どうせ何も出来ないなら もう期待はしたくない
所詮これは僕の歌 何一つやろうとしない僕の歌
大事に描いた夢が ゴミ屑に変わるのも
手にしたかった光が 別の誰かにいくのも
死にたくなるよ 知りたくないよ
本当のことだけ歌うのは どうしてこんなに
どうしてこんなにも、
また今日が終わって始まった
紺のポケットに手を入れながら
マスクの下で舌打ちをして
いつもの通りを歩いたら
何だかめちゃくちゃ虚しくて
何故かドアの前 手が動かない
貼り付けたような笑顔だった
あの頃の少年はアルバムの中
もうずっと 何も変われないまま
ヘッドフォンから小さな叫び
この部屋で未だに垂れ流してる
さっきから吐き気がして動けない
どうせ何も出来ないなら もう何もしたくない
所詮これは僕の歌 何一つ救えなかった僕の歌
どうせ何も出来ないなら もう期待はしたくない
所詮これは僕の歌 何一つ守れなかった僕の歌
ハイデラ ハイデラ 頭が痛いな
ハイデラ ハイデラ ほな サイナラ
ハイデラ ハイデラ 呼吸が辛いな
ハイデラ ハイデラ ほな サイナラ
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