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一日だけのキャロル
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| 作詞 憂鬱な画家と陽気な庭師 |
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朝 ぬるい光のシャワー まぶたの裏をも照らしてる
そっと見えない何かが アンドゥトロワで指を鳴らした
ほら 投函されない手紙 クレヨンの色で埋め尽くす
お決まりのフレーズで みんなは顔つきが変わった
今 言えない言葉だって その時が来れば言えるかな
そわそわした街並みだ アンドゥトロワで夢を描いた
ほら 呼吸が続く限りは 果てのない声で歌えばいい
ドアの向こうの急かす声 お気に入りの服を着飾った
白い息をばら撒く子供らは
この街いちばんの大樹を見上げて
同じセリフを何度も唱える
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
通りを駆け抜けて 星を探せば
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
僕らを軸にして 世界は回りだす
夜 散らばった電飾たち せーので一斉に光ってる
準備はもういいだろう お互いに多分 分かってるんだ
見て 小さなビードロの粒 空からそれらが降ってくる
この世界にはちょっと もったいないぐらい綺麗だよ
オーロラにくるまった神様は
沢山のちっぽけな祈りを束ねて
とても短い魔法を唱えた
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
人をかき分けて 謎を解いたら
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
僕らを軸にして 世界は回りだす
毛布をかぶって 誰かを待つ少年も
眠い目こすって 靴下を編んだ少女も
取り留めもない物語りの中で
終わりと始まりを 繰り返すのさ
いつまでも
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
今日を飛び越えて 明日へ向かえば
「メリークリスマス、メリークリスマス」って
僕らを軸にして 世界は回りだす
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