作品歌詞：雨色 / 作詞キオ / うたまっぷ自作歌詞投稿

雨色

作詞　キオ

氷雨が降れば
街は静かに佇む
コンクリートの塊

頼りなく漂うのは
踏み潰され投げ捨てられた
空っぽの器

掴んだなら
忽ち崩れて
深く暗い
穴の中へ

白の曲線をなぞれば
冷たくてどこか無機質な
音のない言葉に触れた

あの灰色を纏い
何を想ったというのだろう

縛る枷を解いて
その深さを知れたなら
指先を絡ませて
絶対に離さない

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歌詞タイトル	雨色
公開日	2008/05/05
ジャンル	詩（ポエム）
カテゴリ	片思い
コメント
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