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406号室
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作詞 こーすけ |
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桜咲く季節に住み慣れた部屋を離れた
東向きの窓から見える景色を背に
無理矢理に詰めた荷物を運び 広く見えた今更
初めてひとり暮らしをした部屋 次は誰が住むのだろう
ベランダから見える朝日に染まる町が好きで
階段はいつも一段飛ばしで上ったな
沢山の汚れと思い出がたまった 406号室
さよなら 植田山4丁目 この街で過ごした
とてもありふれた単調でも 確かに大人になっていく一瞬を
この部屋は包みこんでくれた ひとり都会での寂しさも不安も
すべてが初めてのことだった 泣いた 笑った 恋も
さよなら 離れていく僕を今どんな想いで見送るの?
ありがとう
桜舞う季節にゆっくり最後のカギを回した。
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