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熱伝導
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作詞 ガリ勉ジャンキー |
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ドアノブに触れた時その冷たさに気づいた
思わず飛びのいた後その冷たさに気づいた
もう出る術もなく部屋の中彷徨った僕
誰かとのつながりを求めた僕
冷たくなった僕に君の手が差し込んだ
思わずすがりついた時その温もりに気づいた
感謝する暇もなくその腕を引き込んだ僕
結局は温まりたい僕
熱を奪った分だけ暖かくなった
だけどその分冷たくなった
寒さに凍えた一匹をただ暖めた光
本当は誰のためでもない他ならぬ僕の為
僕の温もりは君から奪った分
僕の暖かさは君の冷たさ 君の冷たさは僕の暖かさ
明日には外に出てみようドアノブの向こう側
この温もりは誰かに伝えられるのかな
本当は君の為じゃない他ならぬ僕の為
熱をあげた分だけつめたくなった
だけど心は温かかった
僕の暖かさは君からもらった分 君の冷たさは誰かの暖かい分
僕のこの温もりを明日君が伝えてくれるように
冷えた手を温めてくれるように
暖かさなんて冷たさだなんて
本当は誰の為でもいいのかも
困った時はお互い様なんて
寒い台詞は吐けないが
暖かかった
一匹じゃない
僕はヒトだ
ただそれだけが嬉しくて
この胸の温かさを この腕の温もりを
明日は誰かに伝えられるように
誰かと分け合えるように
誰かを求めた一人をただ暖めた光
ドアノブをひねって
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