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176センチ
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作詞 reddo |
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人を想い過ぎて 泣いてしまうということが
この僕にもあることを初めて知った
あんなふうに笑うときがあるのか って
ありきたりな言葉が脳裏にめぐるなんて思いもしなかった
鳥の声を初めて 青のなかで聴いたとき
単純じゃない塊がするり溶けていって
誑かされたような 見つめた時計が 進まないことを初めて祈った
君の指が僕よりも短くて 手は華奢で
身体はやわらかくて温かいことを初めて知った
鼻で笑って 踏みつけてたものをつまんで
丁寧に皺を伸ばそうとし始めた僕
すこし 柔らかい 触れるたびの甘い香りが
君と季節を何度も越えてきたことを教えてくれた
僕らはとても大人で
僕らはとても子どもだった
仕方ないね
仕方ないよ って
僕ら 手を離したね
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