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機微〜これからの空〜
作詞 reddo
君のこと盗み見るのが上手になった僕は
何気ない仕草でも 君のことわかるようになったんだ
そうしていくうちになんていうか
君は なんて隠し事の多い子なんだろう とか思っちゃう自分がいてさぁ
離れてから余計に思ったさ
なんだか一人前に 嫉妬してるワケですよ コレ


あなたが私のことじっと見てるのは知ってるけど
なんか甘えちゃいそうだから気づかないふりしよう
見透かされてるからきっと そんなふうに決め込めるけど
きっとそういうの甘えっていうんだろうねぇ
私たちの関係って どうすればいいんだろ
どこまで踏み込んでいいのかも 実はイマイチ つかめないワケですよ


猫、苦手じゃなかったっけ?抱っこしてるねぇ いつのまに
君のこと何でも知ってるつもりだったんだけどなぁ 不覚だね
昨日はタマネギもちゃんと食べて おいしー、なんて
あの全力でタマネギをよける君も 僕は結構好きだったんだけどねぇ
手伝ったりなんかして 笑うと怒られたけど 可愛くて
知らない間になんか大人になっちゃって
もう僕の援護いらないっぽいなぁ
まいったなぁ どうしようか


核心に触れてこないのね
私がどんな思いであのメニューをたいらげたと思ってるんだって話よ
気が動転して
もう世界が正常に動いてなかったんだから
猫だってあのあと 見てないところで落っことしそうになったんだから …ごめん
こうなったら私が言うしかないのか
お互いの心読み取って汲み取るのが私たちだったけど
ちょっと能力弱っちゃったのかなぁ
にらみかえしてみたけど あなた 何にも伝わってないみたい
「コーヒー飲めないね、紅茶だね」なんて
そんなことはわかってくれるのに


君が空見てるから僕も隣に座って空を見る
部屋引っ越して、ふっかふかのでっかいソファ買って …分割だけど
このでっかい窓から空みるの嬉しくて 
帰ってからも 出かける前もぼーっとしてるんだ
でも君は ふうん、と言ってこっち見てくれない
ちょっとすねちゃうなぁ でも
こういうとき 君はいつもどうしてくれてたっけ と考えると
うかつに話しかけられないんだな コレが


飲み干したカップを持ったまま、ふー、と息を吐くと
あなたは少しおびえて私の仕草を見守ってたね
どうしよう でも 言っちゃおうか 急すぎるかな でも 今を逃したら
きっと今日は オニオンスライス食べるハメになる
よし 言おう
あなたがくれた 2年前の「愛してる」と
昨日の笑えるプロポーズの返事をしよう

そうして私は
あなたの涙をぬぐって
ずっとそばに居させてね ってお願いするつもり

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 機微〜これからの空〜
公開日 2007/02/20
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 旧作「機微」の続きです。素ですが…日常ありきと思い綴らせてもらいました。
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