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雪と彼女とありふれたベンチ
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作詞 reddo |
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彼女は綺麗だった
純白 というのでなくて
汲み取って 浄化して 色を混ぜて
そうして魅せてくれた世界は
まだ ひろがってく途中
心のなかに あなたの住所があるよ
郵便物は あけてないけど 内容はわかる
随分 たまってしまってるみたい
束も 心の書きとめも
宛先は変わらないのに 届けたい温度は変わらないのに
隙間風が強いからかな 少し凍ってしまった
ドアを開けていたら 見つけてくれるかな
部屋を暖めておけたらいいのに
さよならはしてないから
其処だけ 確かに あるから
おかえりも いらないのかな
待ってるよ はもっといらないかな
云いたいこと 一欠片
云えないこと 一欠片
それを 忘れちゃうくらい
傍にいつも感じてたから
椅子に雪が積もるなら
それをはらって いつでも座れるように
雪だるまなんかも作っておこうか
愛で 出来たやつ
私は自分の景色をみてるだけしか出来ない
雪が降りてくるたび
足跡は 消えるけど
また 踏んできて?
白いじゅうたん 超えてきてね
手が冷えたら 此処にきてね
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