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遺された手紙
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作詞 reddo |
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どうあがいたってもう無理だ
知ってしまったから
もう出会ってしまったから
この縁を切ることは絶対にできないだろう
君がこれを読む頃には 僕はもうこの世にいないだろう
そして君はきっと泣いてるだろう
願わくば君の心から僕を拭い去って欲しい
それが君の涙をぬぐえない僕の願いだ
亡霊につきまとわれて生きるような真似だけはさせたくない
そしてより望むのはただ
君が必死に生きていって欲しいということ
それだけだ
君とこの先を生きることができないのを残念に想う
そして何よりの悲しみは
君のこの先を見ることができないということ
いつしか君が話していたように
夢を叶えるときはくるだろう
そのときの君を見ていたい気持ちは
変わらずここにおいていこうと想う
だから 君は
なるたけすこやかに過ごしていって欲しい
時には涙したとしても
僕の大好きなあの笑い声で
僕を癒やしてくれたあの君で
これから出会うだろう君を 愛してくれる人たちを
きっと
きっと
幸せにしてあげて欲しい
僕は君に会えてよかった
心からそう想うとともに
胸いっぱいに 君の幸せを願っている
短くとも充実した
すばらしい人生をありがとう
君に出会えたこの喜びを糧にして
僕は何度でも君を護ろうと想う
どうか 元気で
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