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あなたしか
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作詞 reddo |
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私の何処を好きになったのかなんて
女の人みたいなことギモンに感じて聴いた日があった
たぶんそれがあなたを好きになった記念日
なんでこの人 私のこと見てるんだろうって
気付いたときは 私 正直 自意識過剰?とか思って
スルーしてたけど
その日 あなたは 気付いていたようで
私とあの人との記念日を
あの人がこの世にサヨナラ告げた あの記念日を
その日は真っ先にいつも帰るから 不思議に思ってたって
あなたはお酒の席でいってたけれど
たぶん あなたしか気付いてなかったと思うよ
私の行き先なんて
しばらくして 二人で居たときに
ふと
「なんでしまっとくの?」って 少し怒って聴いたね?
何を,私は片付けたんだろうって疑問に思ったけれど
あれは
彼への想いのことだったんだよね
たぶん あなたしか見抜けなかったと思うよ
私の絶望なんて
過去なんて扉なんて閉めて
傷口からは感性を
階段からはその先を
いつも学ぼうとしてたけれど
「彼を,この先ずっと想うべきだ」
って あなた
覚えてる?
首かしげちゃった
そこ嫉妬するとこでしょ?って
けっこう言われたんですケド 周りには
早く忘れなよって
まだ若いんだから 先があるんだからって
あなたって まるで 的違いだよ
普通の人はそんなこと言わないんだよ
でも
その夜は泣いてしまった
なにかに許された気がして
ああ 想っててもいいんだって
あなたのことも 彼のことも
想ってていいんだって
それがあたしの記念日
折り曲げた膝を 伸ばして
歩き出した記念日
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