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やさしさの感性
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作詞 reddo |
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ともすれば 通り過ぎるような
なんてことない事象にも君は きちんと心を和ませて
数週間経てば 忘れ去られるような
今の世界にはありふれた とされる事件にも君は きついくらい心を痛めていて
君はやさしいね というと
すごくふしぎな、ややもすると怪訝な顔をして君は
やさしいって何? あたりまえのことじゃないの
とさらりといってのけた
ああ神様
僕は 長いこと 慣れ過ぎたようで
「この世界」という 小さなくくりのなかで生き過ぎていたようで
あたたかい人間から 生まれてきたひとりの人間としての感性で
この世のさまざまを感じることを忘れていたようだ
人間のあたりまえは
どこまで冷たくなってしまっているんだろう
と 君のあたたかさの前に思う
君の その
あたりまえの価値観の前に想う
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