|
 |
|
A Song for Me
|
| 作詞 真木 |
|
君が独り、小さく口ずさんでいた少し前のヒットソング
気になって曲名も思い出せないままレコード屋へ行った
さびだけが繰り返し頭の中に流れている
独特の声を持つあのアーティストは誰だったっけな
男のくせにすげぇ優しい目をしてたのは覚えてんだけどな
のどまで出かけている曲名とアーティスト
もどかしい気持ちは君のおかげで慣れてるよ
誰にも聞けない 聞くわけにもいかない僕だけの君の歌
ようやく思い出した
口ずさむと懐かしい
狭い部屋で一人きり最小音量で聞いているよ
耳を澄まさないと聞き取れない優しい歌声とメロディライン
このボーカルは誰を想って歌ってるんだろな
僕が君に歌ってもこんなきれいには歌えないな
君がいつか呟いた些細なセリフと同じ詞が出てきたよ
少しだけ近づけた気がするのは僕だけなんだろうな
いつか君が僕の隣で微笑んでくれる日が来たのなら
このエピソードを君に話そうか
やっぱり止めよう
君にも言えない 言うわけにはいかない僕だけの君の歌
|
|
|
