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哀してる
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| 作詞 ルリ |
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僕の世界は真っ黒でした
先の見えない闇だけだから 歩くこともしなかった
ただ 日に日に増えていくような暗闇に
身を任せていただけなんです
早く自分もその闇に溶け込んで行けるようにと
牢獄に入った訳でもないのに 何故だか自由を奪われた気がして
自由なんて知らないんだから
ここが牢獄だとしても 見当なんてつくはず無いのに
僕は普通ぶりたかったんです
溶け出してしまうような錯覚に包まれて
眠れない夜は深い孤独だけを生み出した
音も何もない世界
色も何もない世界
僕は動けなくなっていく
僕の世界は血の色でした
目を焦がすような紅だけだから 目を開けることもしなかった
ただ 荒んでしまった現実と目を合わせたくなくて
目も耳も塞いでしまっただけなんです
僕だけは取り込まれることの無いように
自分で作り出した世界なのに 何故だか自由を奪われた気がして
普通なんて知らないんだから
例えここが異常だとしても 構う事なんて少しも無いのに
僕は普通ぶりたかったんです
溶け出してしまうようなあなたに包まれ
眠れない夜は温かい温度を思い出す
音も何もない世界
色も何もない世界
感じるものはあなただけ
目を閉じたままあなたに抱きしめられるたび
そろそろ目を開こうか?
あなたの声を聞いてみようか?
なんて下らない事を考える
この世界はいつか僕を受け入れてくれますか?
溶け出してしまうような闇に包まれて
眠れない夜は深い孤独だけを生み出した
音も色も無い世界
僕が息を止める世界
感じるモノはあなただけ
この世界で僕はあなたを
見つめることができるでしょうか?
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