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泡沫ノ夢
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作詞 美卯 |
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甘い夢の続きに再び浸る事は出来ない
夢から覚めた後一気に現実に
引き戻される
感覚が嫌いなのです
貴方と出逢って何れだけ時が
過ぎ去ったのでしょう
時間の感覚は徐々に鈍り麻痺していく
四季な何も告げずにただ通り過ぎる
静寂は静かに襲ってくるばかり
是手で漸く掴み上げた物
気付かぬ内に泡となって消えゆく
泡沫ノ夢…それは懐古の幻
快楽に溺れた証 貴方に酔いしれた証
其れは儚くも脆くも消え去ってしまった存在
一瞬で現れ一瞬で消えて長く留まりませぬ
望二度とアノ夢の続きは見る事は有りません
抱けど 想いは風化せずに何時までも
私の心に留まる事でしょう
愛を注がれなくなった花はそれでも枯れる事を
知らずにただ立ち尽くす
温カナ甘サニ触レタ瞬間ヲ未ダ憶エテイルカラ…
泡沫ノ夢…それは愛しい貴方との記憶の波
契りを交わした証 貴方と結ばれた証
其れは呆気なく消え去ってしまった存在
それでも 私が堕ちる夢はこの夢だけ
朝結ばれた愛が有るのなら
夜に解けた愛も在る事でしょう
所詮 この世は水の泡です
記憶の池に浮んだ花はそれでも沈む事を
知らずに未だ立ち尽くす
貴方ハ一体何処二還ッテノデスカ?
望二度とアノ夢の続きに浸る事は出来ない
去れど 想いは風化せずに何時までも
私の心に留まる事でしょう
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