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ジャズマスター
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作詞 ムメイ |
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朝方6時の残像を 掴みきれないまま過ごし
息つく暇さえ失って 先もわからず彷徨って
そのくせ諦め悪くって 未だに明け暮れつづけたり
「あと少しだけ」とねだったり あてなく走ってみたりする
一瞬の閃光で 影を残した心臓の
形を確かに覚えておこう
宙を曲がり走って 響き渡る叫びが
どこにも届かず そのままむなしく途絶えても
糸をうねり渡って 誰も知らぬ誰かに
届けばいいや そんな気がする
朝方6時の残像に 意味無く話かけてみて
弦の震えを針にして 何とか見つけようとして
そうして何とか唄にして 未だによく見えないままに
「お前でいたい」と願ったり 笑われちゃったり嘆いてる
そんな単純な思いは 四畳半の空間に
吐き出すだけじゃ多すぎて それでも世界は広すぎて
でも どうだ 理想の残像 今のお前でいられれば
一瞬の閃光で 影を残した心臓の
形は確かに 覚えたままで
一瞬の発想で 世界を創る残像の
形を僕の 物にしよう
宙を曲がり走って 響き渡る叫びが
どこにも届かず そのままむなしく途絶えても
糸をうねりわたって 誰も知らぬ孤独に
届けばいいし 届けたい
空を曲がり昇って 捻り出した想いが
やけに広すぎる 世界じゃちっぽけだとしても
弦を叩き唄って 誰も知らぬ誰かには
大きけりゃいいや そんな気がする
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