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8分の6拍子
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作詞 ムメイ |
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とにかく連絡くれってだだをこねて
電話をしても 声は泣いていて
わかりきった事を何度も聞き返す
僕は何度も大丈夫と笑う
曇り空に飽きて 星も見えなく
仕方ないから空の 広さを想像した
それでもそれさえいつかは飽きる
同じ映画を見て眠るように
よくわからない歩調でさ
君はどこまで 歩くつもり?
我侭はさんざん食べた
抱きしめた手 痣になって
君はまだ 物足りなさそうに
不器用な 愛を欲しがる
優しさの 欠片も無い
飽きては 眠りにつくんだろう?
妙なメロディに いらついているのさ
一枚のビスケットと一本の缶コーヒー
慰めようと 二つあげようとする
間接キスさえエッチな話だという
餓鬼みたいな発想を嘆く
よくわからない歩調のまま
僕らはずいぶん 歩いてきた
泣きながら怒りながら
いっぱい満たして 体は枯れて
君は泣いて 僕も泣いて
不器用な 二人のまま進まない
好きの言葉も 恐ろしくて
言えなくて それでも言えって
君は言う 君も言えないだろう!
ずれたメロディは嫌いかい?
僕も好きじゃない それでも
同じ映画を見たり 同じ事を言ったり
ふらついて歩いたりしても 君から離れない
抱きしめた手 痣になって
その手に いっぱいキスを
しながらも 悪態をついている
叩いた手 赤くはれて
君は泣いて 僕も泣いて
妙なメロディに いらつきながら
いっぱい抱いて 君を満たして
僕は枯れて 君も枯れて
不器用な 二人は互いを呪う
ずれて怒って ずれて笑って
開き直ったように一本の
缶コーヒーを分け合う
適当に
好きって言葉をいいながら
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