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幸せな死に方
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作詞 絵描き屋 |
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僕は嫌われ者
いつも一人きり
親は僕を捨て
皆離れてゆく
僕の醜い顔
気味が悪いよね
僕は知っている
生きてても無意味だと
誰か僕を殺してよ
近づくのも嫌だって?
そんなことをいうなよ
だって僕が死ぬんだぜ?
誰だってそう望んでるでしょう?
ある暗い雨の日に
君は歩いていたね
僕は愚かな事に
一目で恋に墜ちていたよ
君は僕を見つけると
そっと微笑んでくれた
邪険にされた僕の為に
初めて微笑んでくれた
あぁ君がほしいよ
僕は愚か者だって?
そんなことわかってるさ
でも君が愛しいよ
僕を愛してくれますか?
君は手を差し伸べた
嫌われ者の僕の前で
愚か者ってわかっている
僕を助けてくれるのかい?
あぁ君がほしいよ
ずっとそばにいて
焼けるようなこの感情
どうにかして
どうにかして
不意に走った激痛
目の前は血の海
これはいったい誰の血だ?
あぁこれはきっと僕の血だ
あぁ体冷たくなっていく
あぁ君が微笑んでる
誰か僕を殺してくれ
その叫びに答えてくれたの
僕は愚かな幸せ者
君は僕を殺してくれた
あぁこんな幸せ
一人で味わって罰が当たらないかな?
どうなってかまわない
君だけが殺してくれた
それだけが僕の生きてる中で
一番うれしいことなんだ
大丈夫大丈夫
誰だってそう望んでたでしょう?
僕に死んでほしかったよね?
ほら皆にも幸せを与えてあげたから
幸せな愚か者
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