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罪悪感
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作詞 黒鶫 |
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ときどき・・・
罪悪感で胸が埋まる
自分の“生”は犠牲の上にあるのだと
思い出す度に人間の愚かさを知る
自然の理(ことわり)を壊し
他者の命を無駄に屠る
自分が一日生き長らえる度
どれだけの命が削られるのだろう?
自然達が命を削ってまで
生きる資格が僕(人間)にあるのか?
命にみあうほどなにかに貢献しているとでも?
答えは否
感情の発達によって起こる現象――・・・
汚い思念 憎悪 嫉妬・・・・
獣達など自分を見る目は真直ぐで
強い意志が感じられるが
僕(人間)はどうだ?
疑いの眼を平気で向ける
そんな奴なのに
他者の命を喰らってまで
生きることができようか?
・・・・・・・罪悪感で胸が埋まる。
罪悪感とゆう“感情”で
今僕は生きている
これからも命を犠牲にすることを承知で
命を屠りたくないと思うのならば
死とゆう道を歩めばいいのに
まだ生きている僕は
世界で一番汚いモノなのだろう
せめて自分の胸を罪悪感で埋めておけ
それを背負って“生きる”ことが
せめてもの償いになると信じて生きろ
結局自分の罪意識を軽くするための
悪あがきにすぎないけれど・・・・・
人間とはそんなものだと割り切れ―――・・・・
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