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「ありふれた日常」
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作詞 souzou |
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わめく少年の声が雑音にまぎれる かすかに聴こえるのはすすり泣く音
止めどなく唸り続ける地球 綺麗な朝日は車のスモークを引き立てる
どうでもいい夜 服を着たまま冷たいシャワーを浴びる
逃げたいからヘッドホンを付ける 最大のボリュームに狂っていく鼓膜
灰皿に溜まる吸いきった煙り 止まっている空気はよどんで腐ちている
どうでもいい夜 服を着たまま冷たいシャワーを浴びる
たくさん飛び交うニュース どんなことにも驚かなくなる
今日もまた人が死ぬ
たいしたことはない これが当たり前
たいしたことはない これが当たり前
たくさん飛び交うニュース どんなことにも驚かなくなる
今日もまた人が死ぬ
レイプされた少女はさっきまで笑顔だった
ピストルで撃たれたヤクザはベッドで愛を語っていた
車にひかれた老人は昔の恋人に会いに行く途中
一瞬の出来事 花火のような余韻を残して死んでいく
あなたたちの死 花火のような余韻を残し忘れ去られる
たいしたことはない これが当たり前
たいしたことはない これが当たり前
平凡な毎日 それは死と同化している 黒い日陰とともに生きている
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