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僕らの夏〜In memory ver〜
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作詞 YOUR グレイマン |
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街角 曲がったところに突然
海岸線が見えてきたっけ
自転車のまま砂浜に突っ込んで
波打ち際まで駆けたんだ
オレンジ色に薄く漏れた明かりが
雲間を裂いて海を照らしていた
飛び込んだ僕らの夏
夕暮れに心が蒼く揺れていた
静かに近づいてはいたんだよ
気付いて 君の横顔
月がぽっかりと夜に穴を開けて
僕ら砂浜に倒れ込んだ
こんなにびしょびしょに濡れた僕らは
未来を思って帰路ついたんだ
飛び込んだ僕らの夏
月明かり心が君に触れていた
静かに終わっていく切なさと
傷ついた世界
あれからいくつの夜を越えて
いくつの夏を越えたんだろうか
しわがれた指が指す先には
毎年変わらずに輝く夕陽
飛び込んだ僕らの夏
今も脳裏に焼け付いているんだ
静かに近づいた最期の時も
受け入れ 君に言うよ
揺れあった僕らの夏
廃れた世界なんて関係ない
そう思って今まで生きてこれた
そうだろ
君の横顔に問いかける
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