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夜道
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作詞 山本秀一 |
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ひとりの夜 風が通る
冷めた紅茶に 声が途切れる
切なすぎて 消えた想い
きっと誰かを 待っているんだろう
天井の明かりはなぜか
悲しい僕より暗くて
何かを感じた僕は 部屋をとび出した
暗い夜道 消えゆく街灯
風がおもく なぜか儚く
白い雪が
降ってきたけど
その雪はムダに僕を責めてた
「まだ 間に合うんだよ」と
ひとりの夜 いつもおなじ
今日も変わらず 朝を迎える
微かに開いた瞳から
止まらず伝ってた涙
いま僕も涙 知ったから
君を追いかける
雪が積もる白いホームに
好きな君が待ちぼうけしてた
気付いてるよ? でも見ないふり
どっちが振り向くか 待っているんだ
「引き止めてくれないのね」
電車の音 君の腕をつかんで
強く抱きしめた
君は泣きながら呟いた
「ちゃんと私を見ててよ」って
暗い夜道 消えゆく街灯
雪が降って 儚く消えた
空は暗くて 白さが目立つ
想い届かないなら 届けに行こう
きっと後悔はないさ
雪が舞い落ちてゆく
涙 思い出の熱い紅茶
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