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戀 -お伽話ノ夢魔-
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作詞 百鬼 蜈蚣丸 |
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それは戀よ
一目見たそのときから
貴方の影にとり憑かれ
夢を見ては目が覚めて
嗚呼、戀しい と嘆き泣くの
aller à la forêt
戀という名の深い森
子どもの頃にママが話した
お伽話とまったく同じ森なのよ
朽ちて滅ぶとわかってても
きっと私は抜け出せない
コノ迷路ノ様ナ森カラハ
貴方もおいで この深い森
暗くて寂しい戀ノ森
迷い込んだら抜け出せはしない
綺麗だったドレスも汚れて
怪我した私は動けない
静寂 悔恨 腐爛 という名の
美しい蝶が舞い飛んでいる
貴方もおいで この深い森
恍惚に等しい夢魔ノ罠
快楽に溺れて出られはしない
綺麗だったココロは穢れて
天使も私を見捨てるの
裏切 神罰 嗜虐 という名の
美しい花が病み腐ってる
逃ゲラレルノナラ 逃ゲテミテヨネ
ホラ、足ニハ荊棘ガ絡ンデイルワ
あれは戀よ
一度知るそのときから
貴方の影に巻きつかれ
時を経ては影消えて
嗚呼、逢いたい と噎び泣くの
aller à la ville
戀という名の暗い街
子どもの頃にパパに話した
お伽の国とまったく同じ街なのよ
壊れ消えるとわかってても
きっと私は逃げ出せない
コノ希望ヲ殺ス街カラハ
貴方もおいで この暗い街
明るく愛しい戀ノ街
踊りだしたら止まることは無い
赤い靴を履いたの私は
脱げない私は止まらない
国王 姫様 女王 という名の
恐ろしい君が此処を観ている
貴方もおいで この暗い街
サディズムな楽しい夢魔ノ夢
月夜は不気味な夢魔生きる夜
赤い靴は足を捥いで止まり
血を吸いさらに赤く染まり
道化師 詐欺師 王子 という名の
狂おしい君が死に倒れてる
死ナド怖クナイ 夢見ミテルモノ
ホラ、腕ニハ釘ガ刺サッテイルワ
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